大掃除の心得と心構え7箇条。リスト作って寒い日スルーして漫画読まない

「大掃除」って、一般的には12月28日とか年末ギリギリに家中ひっくり返して掃除する、みたいな意味合いでとらえている人が多いと思います。私もそうです。

しかし、本来大掃除は「年神様をお迎えする」という意味で、12月13日に行われていた宗教的な儀式だったそうで。（へーへー）

それに従えば大掃除は必ずしも年末ギリにやらなくてもいいし、できれば何日かに分けてやった方が1日の負担を少なくすることができます。そんな大掃除に対する私なりのやり方や心得・心構えを挙げていきます。

credit:Jaybird – Zippity doo dah

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掃除箇所のリストを作る

ベランダのエアコンの室外機の下、玄関の下駄箱、窓とサッシ、階段の電気の傘、トイレタンクの裏側、パソコンのキーボードの隙間、冷蔵庫の後ろなどなど、思いついたことをEvernoteにでもメモしておきましょう。そうすると来年もまたそのメモが使えます。

それを並び替えて掃除する順番をだいたい決めちゃいます。「高いところから低いところへ」っていう掃除の基本を意識しつつ。だいたいでOK。

できたら印刷しておくと便利です。タブレット端末で直接見てもいいけど、紙の方が掃除中ぞんざいに扱えます。

リストがあると家族に頼み事をするときもスッと出てくるので、スムーズに物事が進みます。

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1日で一気にやろうとしない

年末はスケジュールがタイトになりがちなので人に依りますが、３、４日程度に分けてこなしていく予定を立てると良いでしょう。

私は一気に掃除すると止まらなくなって、翌日パワー切れ → 別のことで手を抜く みたいなパターンになることが多いのでセーブします。

大掃除と言えど所詮掃除なので、何を犠牲にしてもやらねばならぬことでもない、と自分への言い訳を準備して心の平静を保ちます。

リストで優先順位をつけておけば、最低でもここまでやれればいいやという心の余裕ができます。

大掃除道具を確保する

とりあえず雑巾（ウエス）をあり余るほど用意します。捨てる予定のTシャツとかザクザク刻んで片付けの一石二鳥にしましょう。

あとは、リストを見て必要になりそうな洗剤やスポンジなんかもまとめて準備します。リストがあると掃除道具の準備もはかどります。

見た目に変化があるところからやる

掃除って最初が面倒なんですよねー。やり始めればやるんですが、あれもこれもやらないといけないと思うと気が重い…。なので最初は簡単な掃除で「達成感」というご褒美を自分にあげる人参作戦です。

とりあえずこの小窓だけピカピカにしておこう。って10分程度で終了すると、「よし、次はどこだ」って感じでテンションが上がっていきます。

ビフォーアフターで写真を定点撮影すると明らかな達成感があっていいです。旦那さんとか家族をうまく使う時も、この作戦は有効。 「すごいすごーい」と大げさにほめてあげましょう。（おだてているのがバレない程度に）

寒すぎる日はスルー

寒いと油汚れがカタイし、水道使うと手が痛いし、テンション上がらないので、大掃除はやりません。

さすがにこの時期は寒くない日の方が少ないですから、ある程度は仕方ありません。でも、あまりに寒すぎる日は辛いのでスルーします。なのでスケジュールに余裕をもたせましょう。

捨てる　断捨離

捨てるために、物をパターン別に分けます。

1番と3番は判断がつきやすいですが、2番がやっかい。「いつか使うかもしれない」と捨てずに放っておくと、出番待ちの物が部屋にあふれます。今年1年出番が無かった物は、今後も永遠に補欠選手であり続ける可能性は高いです。

特にスペースを占有している物から優先的に、捨てる判断をしていきます。

程よい大きさの段ボール、いい感じの包装紙、デザインがかわいい紙袋、状態の良いプチプチ、イカした形のプラスチック容器。このへんはざっくり捨てます。

私「いつか何かに使えそうじゃん？」
神「―いいえ、使いません。一生使いません。」
そう思って捨てます。

過去の年賀状とか手紙の束とか、そういうのも捨てます。もし後で見たくなりそうなら、撮影して画像データで保存してしまえば現物は捨てられます。

なんでもかんでも捨てるってわけにはいきませんが、大掃除ですから特に心を鬼にして厳しい判断を下しましょう。

漫画や卒アルを読まない

一番やってはダメなことですね。

テスト勉強中にやたら掃除がしたくなって、気が付くと漫画読んでるっていう黄金の現実逃避パターン。人の心のなんとか弱きこと。

「絶対に読まない」っていう強い意思が大事です。「もう絶対に読まない。この1冊で終わりにする！」（おい）

PCの中身も大掃除する

ついでにPCの中身も大掃除します。要らないファイルは大胆に捨てます。ここでも断捨離です。

HDDをクリーンナップして、セキュリティソフトでディープスキャンするのも良いでしょう。その間に現実の大掃除をすれば時間が有効に使えます。

大掃除はなんだかんだ尻切れトンボになることが多いので、そうなってもいいように優先順位をつけたリストを作って計画的に進めましょう。

「ここまでできた。よくやった」と、自分を納得させたら勝ちです。大掃除って結局、そうやって自分を納得させる作業なのかもしれません。（たぶん違う）

以上、大掃除の心構え7箇条でした。