Throws SPAM Awayの使い方。WordPressのスパムコメント対策はこれでばっちり
WordPressのスパムコメント対策として、デフォルトではプラグインAkismetの有効化(アクティベート)が推奨されています。このブログでも当然Akismetは有効にしてあります。
たしかにAkismetはスパムコメントを自動で判定してくれる素晴らしいプラグインなのですが、1日に何十件、何百件というスパムをすべて履歴として残します。
サイトの表示上は問題無いかもしれませんが、スパム(357)とか履歴が残っていると気になるんですよねー。
そこで、スパム対策プラグイン「Throws SPAM Away」(スルーズ スパム アウェイ)を併用してみたところ、無数のスパムコメントがぱったりと来なくなった(正確にはスルーされるようになった)ので、その使い方を説明していきたいと思います。
credit: Daniel Y. Go
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目次
Throws SPAM Awayの使い方
WordPressのメニュー → プラグイン → 新規追加 と移動し、「Throws SPAM Away」と検索、インストールして有効化します。
細かな設定もできますが、とりあえずはインストールするだけでも効果が現れます。
コメント欄に以下の文言が追加されます
「日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)」
この文言は好きな言葉に変更できます。
変更する場合は、WordPressのメニュー → Throws SPAM Away と移動し、「コメント欄の下に表示される注意文言」で好きな言葉を入力して、設定を保存しましょう。
「室井さん!日本語が含まれないとコメントできません!(スパム対策)」とかでもOKです。(自分がそれでいいなら)
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導入した日からスパムコメントがゼロになった
WordPressのメニュー → コメント → スパム と移動して、確かめてみます。
まだ導入して5日程度ですが、プラグインThrows SPAM Awayをインストールした直後からスパムコメントが一つも無くなりました。
1日数十件のスパムコメントが、今は完全にゼロです。「超気持ちいい」です。
Throws SPAM Awayの仕組み
Throws SPAM Awayは、基本的に「コメントの中に日本語の文字列が無い場合は無視する」という動作をしています。
つまり、英語をはじめとした他の言語でコメントの交流があるサイトの場合は向いてないプラグインと言えるでしょう。ただし、初期設定を変更すれば英語コメントを通過させることも可能です。
他にも以下の様な動作、機能があります。
- 「すぱむちゃんぷるー」に登録されているIPアドレスを拒否する
- リンクが3つ以上含まれるコメントを無視する
- IPアドレスによるブラックリスト、ホワイトリスト機能
- NGキーワードによる判定
「スパムちゃんぷるー」というのはスパムの送信元IPを共有するためのサービスで、そこからデータを引っ張ってきて利用しています。利用のオンオフも設定できます。
無視する条件のリンク数を変更したり、NGキーワードやIPアドレスの指定など細かな設定もできるので、自分のサイトに合わせて設定しましょう。
設定は、WordPressのメニュー → Throws SPAM Away と移動して行います。
もっと詳細な仕組みが知りたい場合は下記を参照してください。
wordpress.org→Throws SPAM Away
先程も言いましたが、基本的にはデフォルトのままで大丈夫です。
「もしかして純粋なコメントもスルーしているのでは?」という寂しい疑念
あまりにコメントがゼロすぎるので、もしかして純粋にもらったコメントもスルーされているのでは?という疑問を持ちました。
なので、シークレットウィンドウから自分でコメントを書いてみました。
普通に承認待ちのコメントとして扱われました。
要するに、「君のブログはいまんとこスパムしかコメント来てないよ」ということです。寂しい疑念です…。
おわり
以上のようにThrows SPAM Awayはきちんと動作しています。
日本語でのサイト運営をしていて、海外からのスパムコメントをシャットアウトしたい方におすすめです。
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