一瞬で!WordPress記事本文の文字列を一括置換できるプラグインSearch Regex
2014/11/29
既に投稿した記事本文について、文字列を一括で置換したいシーンがありました。一つの記事だけでなく、ブログ全部の記事についてです。このような修正作業は、一気にまとめてできれば楽ですよね。
そういう時は、プラグインSearch Regexを使えば一瞬で置換できます。
Search RegexはWordPressの一括置換プラグインとして有名ですが、2年も更新されてないので使う前はちょっと心配でした。
今回はWordPress4.0で置換作業をしたところ、問題なく動作したので、使い方と合わせて報告しておきます。
※一括置換はサイト全体に影響が及ぶ可能性があるので、必ずバックアップをしてから行ってください。
スポンサーリンク
最後の更新はだいぶ前
現時点(2014年11月9日)で最終更新は2年前。2013年1月1日以来アップデートされてません。
安全を考えるなら、2年も更新されていないプラグインはあまり積極的に使わない方が良いです。
Search Regexは置換するときだけ有効化するのでまだマシですが、常用するようなプラグインだったら私も使わなかったと思います。
※追記(2014年11月29日)
Search Regexが2014年11月21日に更新されたことを確認しました。詳細は以下のプラグイン公式サイトで確認できます。
→WordPress – Search Regex
スポンサーリンク
Search Regexの使い方
WordPressのメニュー → プラグイン → 新規追加 と移動し、「Search Regex」と検索、インストールして有効化します。
有効化すると、メニューの「ツール」に「Search Regex」という項目が追加されるので移動します。
Search Regexの実行画面です。ここで一括置換を行います。
- Source:置換の対象(記事の内容か、コメントか、など)
- Limit to:置換の回数制限
- Order By:昇順、降順
- Search pattern:置換する文字列
- Replace pattern:置換後の文字列
- Regex:正規表現を使う
Source:置換の対象
- Comment author – コメント投稿者の名前
- Comment author email – コメント投稿者のEメール
- Comment author URL – コメント投稿者のサイトURL
- Comment content – コメント内容
- Post content – 記事の本文
- Post excerpt – 記事の抜粋
- Post meta value – 記事のカスタムフィールド
- Post title – 記事タイトル
- Post URL – 記事のURL
Sourceは「Post content(記事の本文)」を選択することが多いと思います。他にも記事タイトルやコメント内容も一括で置換することができます。
Limit to:置換の回数制限
No limitならすべて実行します。一気にやるのが怖い時は、10回くらいにして様子見しましょう。
Order By:昇順、降順
- Ascending:昇順
- Descending:降順
置換対象の固有IDを、上記の順に並べて実行します。回数がNo limitならどちらを選択してもあまり変わりないでしょう。
一括置換を実行する
例として、記事本文の「alignleft」を「aligncenter」に置換しています。正規表現は使ってません。
①Replaceをクリックして、②置換のビフォーアフターを確認します。
(Searchは置換対象だけを表示します。)
良さそうだったら、③Replace&Saveで置換の実行をします。
100程度の置換作業なら、一瞬で終わります。これを手作業でやってたら膨大な時間が掛かりますよね。
置換作業が完了したら、プラグインSearch Regexは停止しておきましょう。
一括置換はこんなシーンでも使う
- ブログの引越し(ドメイン変更)
- アフィリエイトリンクの変更
- ショートコードの変更
- CSSの一括変換
ブログを引っ越したので内部リンクを大量に変更しなければならない、というのはありがちなシーンだと思います。
アフィリエイトリンクの置換作業も、ASPの仕様変更によって時々大量に発生する可能性があります。
こういったシーンに直面したらSearch Regexを使うと便利だということを、思い出せるようにしておきたいです。
Search Regexは非常に使いやすくて、ここぞというときの置換作業を劇的に速くしてくれます。
非常に便利なので、プラグインの更新をしてもらえると嬉しいのですけどね。一応、現時点では2年更新してませんが、WordPress4.0で問題なく使えたことを報告しておきます。
2014/11/08
関連記事
-
BackWPupでエラーが出た時の解決方法 ZipArchive returns status: (ER_DELETED)
このブログはWordPressで運営していて、プラグインBackWPupで毎日D …
-
BackWPup3.1.4でまたエラー。Dropbox API (401) Access token not found
先日エラーが出ていたプラグインBackWPupの設定を直したばかりですが、Bac …
-
プラグイン不要!WordPressのnoindexをカスタムフィールドで設定する方法
WordPressで特定の記事をnoindex(インデックスさせない)にする方法 …
-
XAMPPでWordPressの既存サイトをローカル開発環境に構築する方法
WordPressで運営しているブログをカスタマイズしようとすると、PHPファイ …
-
WordPress4.0の不具合「HTMLタグ入力時に投稿画面の一番下へ勝手にスクロールする」を解消
WordPress4.0にアップデートしてからというもの、投稿画面のボタンでHT …
-
WordPressログイン中のアドセンス広告を非表示にして誤クリックを防ぐ
アドセンス広告をブログに表示していると、記事作成中のプレビューで誤クリックしそう …
-
WordPress4.0.1アップデートは重大なセキュリティリリース!更新はお早めに
2014年11月20日、WordPress4.0.1へのアップデートがリリースさ …
-
Throws SPAM Awayの使い方。WordPressのスパムコメント対策はこれでばっちり
WordPressのスパムコメント対策として、デフォルトではプラグインAkism …
-
エックスサーバーmod_pagespeed設定の使い方。速度は改善も画質が劣化する
2014年11月17日、当サイトが利用しているエックスサーバーから新機能「mod …