Amazonパントリーとは?使い方や、安いのか、メリットなどを調べます
2015/09/29
Amazonが2015年9月15日に開始した新サービス、Amazonパントリー。どんなサービスなのか、使い方や安いかどうか、メリットは何か、などなど調べてみます。
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Amazonパントリーとは
Amazonパントリーとは何かをざっくり説明すると、日用品で単価が低い商品を、ひとつの荷物にまとめて注文できるサービスです。
今までのAmazonだと、カップ麺やペットボトルのお茶を買う時は、ケース単位で購入することがほとんどでしたよね。それが1個単位、1本単位で注文できるようになります。
これまでも「あわせ買い対象」の商品なら同じような注文ができていましたが、Amazonパントリーはもっと豊富な種類の商品が用意されています。
Amazonパントリーの料金と条件
- 料金:パントリーボックス1箱290円
- 条件:Amazonプライム会員であること
まずプライム会員(3900円/年)であることが前提条件で、さらにパントリーボックス1箱につき290円が必要です。
Amazon Studentや、Amazonファミリーのプライム会員期間でもAmazonパントリーは使えます。
パントリーボックスについて
- 大きさ:52×28×36(cm)
- 重さ:12kgまで
パントリーボックス1箱には、上記の大きさ、重さまで商品を入れることが出来ます。1箱にできるだけ詰め込んだ方が経済的ですね。
Amazonのサイト上で、対象商品にはパントリーBox使用率がパーセンテージ表示されます。その商品がどれくらいの大きさを占めるのかすぐに分かります。
例えば、日清 カップヌードル 77gならパントリーbox使用率2%なので、50個分が入ることになります。
(実際には、box使用率としてはOKなのですが、注文できる個数に一人10個までという制限があります)
box使用率100%以内で注文しても、入りきらずに2つの箱で送られてくることもあるそうです。ただ、その場合でも一箱分の料金なので問題はありません。
対象商品やカテゴリー
こちらがAmazonパントリーのメインページです。
Amazonパントリーの対象商品は、主に食品や雑貨などの日用品で、今のところ以下の様にカテゴリー分けされています。
- 食品・調味料・お菓子
- ドリンク・お酒
- 日用品
- ヘルス&ビューティー
- ペット用品・雑貨
- テーマBox & 特集
対象商品には「パントリー」という表記がされているのですぐに分かります。パントリーのカテゴリ以外のAmazon内で検索した時にも、この表記のある商品がちらほら見つかります。
テーマBoxを参考にしよう
お目当ての商品を自分で一つずつ詰め込んでいくのもいいですが、Amazonがあらかじめ用意しているセット商品もあります。
それがテーマBoxです。
こんな感じで、Amazonがあらかじめパントリーボックスに詰め込む商品をセットにして提案してくれます。ページ内の右下にまとめてカートへ入れるボタンがあります。
そのまま提案どおり注文してもいいですし、これらを参考にして自分好みに入れ替えることもできます。
他にも
- 夜更かしセット
- キッズパーティー
- 風邪・インフル対策
- お好み焼き・たこ焼き準備
- ホームベーカリー
- 残暑対策
などなど、様々なテーマBoxが用意してあるので参考にしてみましょう。
おそらく季節ごと、イベントごとに、Amazonから新しいテーマBoxが提案されていくのだろうと思います。自分ではなかなか思い浮かばない商品を提案されるのが面白そうですね。
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Amazonパントリーの使い方
使い方は簡単。
「パントリー」の対象商品を好きなだけカートに入れます。なるべく箱いっぱいになるまで入れましょう。
カートを見ると、パントリー以外の通常商品と、「Amazonパントリーボックス」が同列の商品としてカートに入っています。
パントリーボックスに入れた商品はインデントを下げて表示されてますね。
今回はとりあえずパントリーボックス以外は「あとで買う」ことにして、レジに進みます。(通常商品と一緒に決済することもできます)
注文内容とパントリー取引手数料を確認します。これで良かったら、あとは「注文を確定」すればAmazonパントリーの注文は完了です。
Amazonギフト券も使えますし、いつもの注文方法とほとんど同じですね。
配送の注意点
Amazonパントリーは、発送方法に「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」などは使えません。コンビニ受け取りや営業所の受け取りもできません。通常発送で、1~3日程度で届くことになっています。
Amazonパントリーは安い?高い?
いくつか商品の値段を比べてみました。
※2015年9月21日現在の値段、チラシを比較しています。
Amazonパントリー | LOHACO | ドン・キホーテ | |
---|---|---|---|
ポカリスエット1.5L | 203 | 218 | |
日清 チキンラーメン 5食 | 320 | 537 | |
綾鷹2L | 137 | 158 | 126 |
サトウのごはん 銀シャリ 5食 | 497 | 429 | |
AJINOMOTO さらさらキャノーラ油 1000g | 365 | 378 | 213 |
花王 キュキュットつめかえ用358ml | 189 | 170 | |
サランラップ 30㎝×20m | 157 | 198 | 138 |
単位は(円)税込み。
調べた範囲では、LOHACOよりAmazonパントリーの方が全体的に安かったです。ただしLOHACOは1900円以上の注文で送料無料になるので、Amazonのパントリーボックス代を含めて考えるとどっこいどっこいかなぁという感じでしょうか。
ドンキには勝てません。特に特価商品だと勝負にならないくらいドンキの方が安いです。さすが激安の殿堂。
でも、ドンキだっていつも目当ての商品を激安にしてくれるわけではないですし、調べた範囲ではけっこうAmazonパントリーも悪くない値段じゃないかなーと思いました。
Amazonパントリーのメリットとデメリット
メリット
- 少額商品をバラバラで細かく注文できる
- いつもスーパーで買っていた物がAmazonで買えるようになる
- 買い物に行くのが難しい人には強い味方になる
- 今までより買い物の幅が広がる
デメリット
- プライム会員費に加えて箱代290円払うのはなんだかなーと思ってしまう
- 箱が増えると箱代が増える(普通、通販って注文数が増えると送料無料になることが多いのにそれとは逆)
- コンビニ受け取りができない
- 即日配達ではない(1~3日かかる)
- 生鮮食品・冷凍食品は扱っていない
Amazonパントリーの評価まとめ
Amazonパントリーは、どちらかと言うと私のような「既にプライム会員の人」や、「別のサービス目当てにプライム会員になる人」向けに、もっとAmazonで買い物をしてもらえるように作ったサービスなのかなーという感じです。
私の場合はちょっと特殊かもしれませんが、Amazonギフト券を手に入れる機会がけっこうあるので、Amazonという限定されたショップの中で選択肢が増えることがうれしいです。
いろんな味のカップ麺とか注文したい時もありますし。
世間一般で見ても、近所にスーパーが無い地域に住んでいたり、買い物が難しい高齢者や体の不自由な方には、日用品を注文できて便利だと感じるシーンもありそうです。
すでにプライム会員であれば、商品によっては箱代290円出してもよそと遜色ない値段で買える物も多いので。
Amazonプライムという総合的なサービス その中の一つがAmazonパントリー
Amazonはプライムビデオも近日スタートしますし、高コスパタブレットのFireタブレットをプライム会員向けに4000円引きで販売することを発表しています。
これらの新サービスが好調なら、今後プライム会員が大幅に増えることもありえますよね。そうしたプライム会員向けのサービスを充実させて、顧客を囲い込み、利益率を上げていこうという戦略の一つが、Amazonパントリーなんだろうなーという感じです。
とはいえ、Amazonの戦略とかはあんまり関係なく、自分にとって便利なら使えばいいし、不要なら使わなければいいだけの話。こうやっていろいろ選択肢を増やしてくれることは、既存のプライム会員にとって喜ばしいことではあるなーと思います。
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Comment
ほんま糞システムやこれ。前のに戻してほしい。不便すぎる、パスタソースしかほしくないのになんで290円も払わないといけないのか。
従来の様に、欲しいものを欲しいだけ即日配送してくれればそれでいい。
パントリーなどというややこしい制度を導入して、結局自分たちに儲けが出ればいいというのが露骨に出てる。本当に迷惑な話だ。